Javaのfor
ループは、特定の回数だけ繰り返し処理を実行したいときに非常に便利です。
実務で使用しない日がないくらい使用頻度が高いです。
Javaのfor
ループについて基本的な使い方を解説します。
基本的な例
例えば、0から4までの数値を出力するコードは以下のようになります。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
for (int i = 0; i < 5; i++) {
System.out.println(i);
}
}
}
このコードの実行結果は、以下になります。
0
1
2
3
4
ループ回数を直接入力することは少なく、リストや配列に格納されているデータの数だけループして使用する機会が多いです。
リストの場合
public class Main {
public static void main(String[] args) {
// ArrayListを作成
ArrayList<String> list = new ArrayList<>();
list.add("Apple");
list.add("Banana");
list.add("Cherry");
// 通常のforループを使用してリストの要素を出力
for (int i = 0; i < list.size(); i++) {
System.out.println(list.get(i));
}
}
}
配列の場合
javaコードをコピーするpublic class Main {
public static void main(String[] args) {
int[] numbers = {1, 2, 3, 4, 5};
for (int i = 0; i < numbers.length; i++) {
System.out.println(numbers[i]);
}
}
}
リストの数を取得するsize()
配列の数を取得するlength
ループ処理時での使用頻度が高いです。
拡張for文も使用頻度が高いので、説明します。
for (要素の型 変数名 : コレクションや配列) {
// 繰り返し処理するコード
}
リストの場合
public class Main {
public static void main(String[] args) {
List<String> names = new ArrayList<>();
names.add("Alice");
names.add("Bob");
names.add("Charlie");
for (String name : names) {
System.out.println(name);
}
}
}
この例では、names
というリストの各要素に対して、順に name
変数に代入し、System.out.println(name);
を実行しています。
配列の場合
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int[] numbers = {1, 2, 3, 4, 5};
for (int number : numbers) {
System.out.println(number);
}
}
}
この例では、numbers
配列の各要素に対して、順に number
変数に代入し、System.out.println(number);
を実行しています。
まとめ
ループ時にインデックス番号を使用する場合は通常のfor文を使用し、
インデックス番号を使用しない場合に拡張for文を使用しています。
それぞれの構文を理解し、適切に使い分けることが重要です。
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