実務にて使用することがありました。
区切り文字を指定して複数の文字列を連結するのに役立ちます。
Java8から導入されているのですが、
可読性も上がるので、是非参考にしてみてください。
1. 基本的な使い方
StringJoiner
を使う際には、まず区切り文字を指定してインスタンスを作成します。
次に、結合したい文字列を追加していきます。
StringJoiner joiner = new StringJoiner(", ");
joiner.add("Apple");
joiner.add("Banana");
joiner.add("Cherry");
String result = joiner.toString();
System.out.println(result); // 出力: Apple, Banana, Cherry
この例では、コンマとスペース(,
)を区切り文字として使用し、3つのフルーツ名を連結しています。
2. プレフィックスとサフィックスの追加
StringJoiner
を使えば、結果の文字列にプレフィックス(先頭に追加される文字列)や
サフィックス(末尾に追加される文字列)を付けることも簡単です。
StringJoiner joiner = new StringJoiner(", ", "[", "]");
joiner.add("Apple");
joiner.add("Banana");
joiner.add("Cherry");
String result = joiner.toString();
System.out.println(result); // 出力: [Apple, Banana, Cherry]
この例では、文字列の前後に角括弧を追加しています。
3. 空のStringJoinerの処理
StringJoiner
の使い方で気をつけたいのが、要素を追加しない場合の処理です。
デフォルトでは、要素が追加されていないと空の文字列が返されますが、
setEmptyValue
メソッドを使って空の時のデフォルト値を設定することができます。
StringJoiner joiner = new StringJoiner(", ");
joiner.setEmptyValue("No elements");
String result = joiner.toString();
System.out.println(result); // 出力: No elements
まとめ
StringJoiner
は、複数の文字列を効率よく結合し、可読性の高いコードを記述するのに非常に便利なクラスです。
区切り文字の指定や、プレフィックス・サフィックスの追加など、多くの場面で活躍します。
是非参考にしてみてください。
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